2007年11月30日金曜日

土地が決まったら契約?いや地盤調査です。

地盤調査できない土地は買うな!

さて、やっと、妥協できる 候補の1つの土地が出てきたとしましょう。

まず最初に何を見ますか?

日当たり?

当然ですね。

方位・・
そうですね・・

先に書いた 道路に ちゃんと くっついてるか? 
建築許可が出るか?

もちろんですよね?


じゃ ALL OK? 印鑑 ポン?


ダメ!!
またもや不動産屋さんに だまされちゃいますよ。
そこの更地 (もしくは中古住宅)は 前はどんなだったか知ってますか?
田んぼだったかもしれないし、畑だったかもしれない
もしかしたら、沼だったかもしれない・・
わかります?
わかりませんよね。
じゃ買う前に 地盤調査しましょうよ。
地主さんと交渉してもらってください・・不動産屋さんに。
地主が イヤ 仮契約か手付けをしてからだだ というな、その土地は 怪しいです
だってそうでしょ。
地盤が悪いのわかってるんですから・・
地盤が悪いと どうなるの?
はい・・家を建てるコストが 上がります。
しかも 最低60万
ひどいときには200万円以上かかります
地対力 ってことばでよばれていますが、 N値というものがあります。
これは 1平方メーターあたり 何トンまで耐えられるかという指標です
私からの助言
N値 4トン以下は要地盤改良
です。
GIOがOKだから 大丈夫?
GIOって、10年しか保障しないんですよ GIO・・わからない?
じゃまた説明しますね。
とにかく
まずは地盤調査です
地盤調査は簡易的な スェーデン式サウンディングという方法があります。
こんなのです











こんなので グリグリやって地面の中を調べます。
4トン以下は 地盤改良します
で、下の支持層がどこにあるか・・・つまり固い岩盤が何メートル下にあるか調査します
浅い場所にあれば ラッキー 7M以下 なら柱状改良という ソイセメントを 
ドリルで掘って 流し込むだけ
もし7M以下にもなかったら・・
残念ですね。 鋼管杭を打つことになります。
鋼管杭も 打ち込むのは N値 15トン以上と法律で定められているので、15トンの層がでてくるまで、打ち込みます
つまり30M下にあったら 30Mの杭を いっぱい打ち込みます。
この時 だいたい200~300万前後の地盤改良のお金がかかります。
ハウスメーカーの営業がが
「大丈夫ですよ」
っていった?
じゃ 彼に60年ぐらい無料で保障してもらいましょうか?
無理ですよね?
じゃ、自分できめなきゃ・・
ハウスメーカーが大丈夫っていっても ダメなものはダメです。
覚えておいてください。
けど、地盤改良をしても いい場所にあったら 
それは買い!!!です
たとえば 見晴らしがいい
空気がきれい
駅が近い
じゃきちんと 改良すれば家は建ちます。
土地を買うというのは、こういうことを頭にいれていてください。
思わぬ出費が・・ってならないように。


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