2011年3月4日金曜日

C値の定義


ここで、C値の定義をまとめます。

C値とは住宅の気密性(隙間の大きさ)を示す指標。
家全体にある隙間面積(cm2)を延べ床面積(m2)で割ったもの

単位はcm2/m2

この数字が小さいほど気密性が高いことになります。

家の隙間面積は気密測定によって調べます

測定器のファンで強制的に外に吐き出し気圧を下げます。

この時に生じる室外と室内の気圧差と風量を測定し、すきまの面積を算出します。


C値をあげて高気密にするのメリット
1. 空気の出入りが少なく冷暖房費の節約。
2. 計画換気でつねに新鮮な空気を入れ、汚れた空気を排出できる
3. 外気の湿気があまり出入りしなくなり湿度管理が容易。
4. 湿度管理が容易であればカビ・ダニの発生を抑制可能
5. 家全体の遮音性能が高まり、室内を静かな環境を保つ


特に5はすぐに実感します。

またちょっとハスにあいている 部屋のドアがあると、玄関ドアを開け空気がひっぱられると
家の中のドアが気圧差でうごくほどです。

C値が1を切る(下回る)とこういう現象がおきます。

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