サブプライムローン問題。
今取りざたされている問題の中の1つでしょう。
これが、どう不動産や土地 建物のビジネスに影響していくか考えていきましょう。
現在簡単に言うと、アメリカの住宅バブルが崩壊し、中間所得層のローン返済が滞りました。
では なぜこんな影響が? それは 借金を債権として、証券会社に売ってしまったのです。
債権として取引されるとき、格付けを行い 安全なものから危険なものまでを分類して細分化
安全と思われるものを、投資信託などの商品の一部混ぜたのです
そこまではいいのですが・・次が問題です
細分化 たとえば10個にスライスして 安全なAAAから 危険度のあるCCCまでならべて危険なものも 1つとりだし、それも細分化して 格付けしたことです
CCCの債権も また細分化して CCCの中のAAAとAAa ABBなど作り出し、無数にそれこそ星の数ほどつくり世界にバラまきました。
ファンドは格付け会社が AAAとかいてあるので安全だとおもいこみ、ほんとうはCCCのAAAなのにAAAだとおもいこみ 運用 そして 回収不能・・
そうして、どこに何がまぜられたかわからない、金融テロのような状態になり いつ どこで爆発するかわからないことになり アメリカ経済が失速しています。
では、日本は・・関係ない?
いえ・・日本は 内需ではなく 外需で景気が潤っています。 その外需 つまり輸出先はアメリカが主要なのです。
アメリカが経済失速をすれば 日本も 同時に失速します。
景気が停滞し、企業倒産 給与は上がらない ローンの貸し渋りなどなど・・
土地が買えなくなってきます。
お金が借りられなければ 建設会社 いわゆる ゼネコン は 分譲地を開発する力もうしない、分譲地を作ることさえできなくなります。
マンションも同じですよね。
分譲地を作るとき あなたなら どうやって値段をつけますか?
答えは
土地の開発に1億かかるが 全部売れれば10億円になる
という試算で動きます。
簡単です。
土地は 山を切り崩してなだらかにします。
山は土地をもっている 地主から買い叩きます。
ですので、最近の分譲地は 坂になっているところが多いのは、なるべく費用をかけずに分譲をしたいがため、地形にそってつくっています。
ということで、今日はおしまい!
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